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No79.Ms. Doubt #02(賄賂とチップ)

2008/12/07 09:13

ちらNew Yorkは、期末試験直前。私は、Take home exam(自宅で行う試験で、自分一人の力で回答すれば、教科書・ノート・インターネットその他なんでも調べてよし、という形式のもの)に取り組んでいます。
ブログなんぞ書いている暇はないのですが、記録しておかないと忘れてしまいそうなので、コーヒーをすすりながら休憩がてらブログをアップデートしています。

現在取り組んでいるEntrepreneurial Finance(DeanのGlenn Hubbardが教えています)という選択科目のExamのCaseは、アルゼンチンの某オフィス・サプライ業界のスタートアップ。コロンビア・ビジネス・スクールは、アルゼンチン好きなのかわかりませんが、前学期の必修科目Global Environment Economics(FRB勤務の客員教授Andrea Tambalottiの授業)で扱ったハイパーインフレに続き、二度目のアルゼンチン・ネタです。

アルゼンチンの某オフィス・サプライ業界のスタートアップのケースの中で、「1999年以前、当業界は不正は蔓延っていた」と記述されています。賄賂の授受、現金決済による財務諸表の粉飾・脱税、等々。アルゼンチン第二の都市コルドバに荷物を輸送しようとしたら、サンタクルーズ(ほとんど無人の南部地域)に届いてしまう、といった酷いロジスティクスのため、金を攫ませなければサービスの質が保証されない状況だったようです。

このケース内では、あたかも、アルゼンチンがアメリカに劣っているような記述がなされています。
ん、待てよ。アメリカだって似たり寄ったりではないの?

以下、「続きを読む」リンクをポチっとクリックして下さい。
(RSSリーダーなどで表示されない方は、サイトまで見に来てね。)
金を攫ませなければサービスの質が保証されないのは、チップ文化が残るアメリカも同じ。それを賄賂と呼ぶか、チップと呼ぶかの違いだけです。

アメリカのチップに対する課税制度はどのようになっているのでしょうか?アメリカの場合、サービスの15~20%程度の額をチップとして上乗せして払う習慣があります。NY州の税金が8%強なので、飲食店でチップを払う場合は、レシートに記載されている税金額の2倍を目安にチップ額を別途記入します。つまり、いちど発行されたレシートは、正規料金をベースに税金額を算出しており、チップは課税対象になっていないのです。
また、タクシーのメーターは、チップ額を除した正規料金のみを自動で記録しています。現金決済のタクシーなどは、どう見てもチップの額を別途記録しているとは思えません。

アメリカのサービス業に従事する方々の賃金は相対的に安く、チップがないと生活できない、と言われています。が、単なる脱税(というよりも、合法的なので節税と呼んだほうが正確)スキームが社会化しているだけのような気がするのは、私だけでしょうか?アップロードファイルアップロードファイル

チップに対する課税について、ご存知の方いらっしゃいましたら、教えて下さい。



<Harvard Business Caseのダウンロード>
今回のFinal Examで扱ったアルゼンチンの起業のケースは こちら からダウンロード可能です。

<Ms. Doubtとは>
常に周囲の事象に疑問を持ち続け、分からないことは、正直に分からないと言葉にし、教えを請うシリーズです。

<Ms. Doubtシリーズ過去履歴>
第1回(社名): http://kicosj.blog118.fc2.com/blog-entry-69.html



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