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No6.No Domain

2007/10/13 22:50

ルタの紹介だけではブログの趣旨に反するので、遠くの地から日本について想ったことを。

個人的には、Vallettaにある兵器庫、とマルタの建築・街並みにハマりました。
マルタは軍事的要所として知られており、常に侵略される運命にありました。この事実を象徴するのが兵器庫であり、建築です。

Vallettaの兵器庫には、無数の甲冑、槍、サーベルが並べられ、その歴史的変遷を音声ガイドで聞けます。展示されている兵器の多くはイタリア、スペイン、そしていくつかはドイツで製造されました。槍の中には、一部農具や漁具から発達したものもあります。
Mdina(イムディーナと発音する)には、時代時代で支配した国の建築様式が、色濃く残っています。

人の創造力とか、国際貿易のダイナミズムとかの裏に見え隠れする軍事的背景。きちんと直視すべきですね。

マルタで強烈に感じたのは、この国が No Domain であること。
ニューヨークのような International な都市とも違います。
チャイナタウンとか、リトル・イタリーなどの地区はなく、すべてが渾然一体となっています。マルタは、多文化が幾層にも折り重なり、融合してできたが故に、No Domainとしか言いようがないのです。

マルタと日本。同じ島国とは言え、侵略された経験の少ない日本との決定的な違いだと思います。マルタ人の方が、異文化を吸収し、融合し、モノにするのに長けているのではないか。日本が真の国際化、というかNo Domainになるには、経験というか、DNAみたいなものが不足しすぎているのかもなぁ。国を上手く開くということは、どういうことなんだろう。

夕日の当たる白壁の建築をぼんやり眺めながら、しばし感慨にふけっておりました。



以下、私のカメラで撮影した写真のご紹介。(つーか、我ながら下手くそだな。アップロードファイル
画像をクリックすると、拡大写真が見れます。

St. George's Bay Marsaxlokk Dingli Cliff

左: St. George's Bayからの景色
中央: Marsaxlokk (マルサシュロック)のボート(青色基調に黄色の目玉は、守護の役割)
右: Dingli Cliff (ハーバークルーズで撮影)

The Armoury Fort St. Elmo Mdina Architecture

左: 兵器庫の展示 (重いものは60Kgくらいあるとか)
中央: エルモの砦 (17世紀のトルコ襲来後に建設されました)
右: ゲルマン様式(左側) と マルタ様式(右側) の建築が共存

Valletta View Mdina City Gate

左: Vallettaの丘からの眺め (マルタの海岸線は入り江が多く、見ていて飽きません)
右: Mdinaの玄関口 (馬の糞を踏まないように気をつけましょう)

Valletta Slope Mdina Corridor Mdina Cathedral

最左: Vallettaの街並み (石畳の階段は、甲冑を着た兵士が歩きやすいように、歩幅が狭く設計されています)
中央: Mdinaの回廊 (街全体を防御するため、塀で囲われており、スペインのトレドと似ています)
右: Mdinaの大聖堂 (中央の屋根がドーム状になっており、内部の壁画は圧巻)



コメント

  1. ゆかちん | URL | -

    マルチーズはマルタ出身でしたか

    リクエストに答えて写真を載せてくださったようで。
    空が青くて遺跡っぽい建物が一杯あって、素敵なところですね。何となくスペイン本土と雰囲気が違う印象。

    人の写真をとやかく言えるほどの腕は持ち合わせていませんが、「エルモの砦」や「Mdinaの玄関口」の写真はバランスが良く雰囲気のある写真だと思いました。
    ちなみにゆかちんは「数打ちゃ当たる」でかなりの枚数を撮って、良いのを選んで掲載しています。
    全然アドバイスにはなりませんが。

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