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No222.アゴが動かせない生活 #5(本格手術2回目)

2014/09/13 11:01

故当日をDay 0でカウントして、Day 9~Day 21は、二度目の手術のため、慶應義塾大学病院に入院していました。当初は入院7日~10日程度、と医師に言われていたのに、術後の経過が芳しくなく、結局12泊13日になってしまいました。

一瞬躊躇しましたが、戸塚さんの勇気ある先例を見習って、私も術後の経過写真を掲載します。読み手にとっては、目を覆いたくなるかもしれませんので、この先を読み進めるかどうかは、慎重にご判断下さい。



<手術内容: 術前の医師からの説明>
両アゴ(もみあげのあたり)と、前アゴの骨折箇所を固定するため、チタンを埋め込む手術です。全身麻酔で行います。

口の中を切開して、骨折箇所にリーチし、チタンを埋め込むのですが、場所が遠くて難しい場合は、素顔の外側からも切開が必要になります。

また、切開してみた結果、骨折が複雑だったり、場所が奥に入り込んでいて、リーチできない場合は、チタンの埋め込みが不可となる可能性があるとのこと。

そして、両アゴの骨折箇所は、ちょうど顔面の表情をつかさどる神経が複数集中している箇所のため、手術中に神経を傷つけてしまうと、顔面マヒが生じ、不自然な表情の後遺症が残ってしまうリスクもあるとのこと。
(不謹慎な例ですが、ビートたけしさんの交通事故後の表情を想像して頂ければ、分かりやすいかと。)

手術の前日夜9時以降は、禁飲食。手術はお昼12時頃からを予定しているため、手術当日は脱水症状を防ぐための点滴と、そして抗生剤の点滴投与があります。

全身麻酔の場合、気道を確保するために、通常は口から酸素チューブを入れます。が、私の場合、口がふさがっていて、かつ口腔内の手術のため、酸素チューブは鼻から入れます。

手術は3~4時間程度の見込みで、術後はICUなどには入らず、すぐに病室に戻ってこれるとのこと。



<実際の手術結果>
まず、術前の抗生剤セファゾリンの点滴投与で、全身に湿疹が出てきました。 これまで抗生剤のアレルギー反応を起こしたことがなかったので、ビックリ。が、手術時刻が迫っていたので、手術室に入ってから、別の抗生剤を投与することに。手術室で、なんだか緊張してしまいました。

結局、手術は7時間半かかりました。全身麻酔から目覚めた時には、病室に戻っていて、酸素マスクをつけている状態でした。

手術は、左アゴと前アゴはチタンを埋め込んで固定することができたのですが、右アゴは複雑骨折のため、断念しました。そのため、当初は口にはめている矯正器具は、装着1ヶ月と言われていたのですが、2ヶ月程度に延長になる、と告げられました。

また、全身麻酔後に、鼻から気道確保のチューブを入れたのですが、どうも入りが悪かったようで、かなり出血したそうです。



<手術直後(Day 10)の容体>
手術した箇所は、特に痛みはなかったのですが、麻酔から目覚めてすぐに、過去に経験したことがない強烈な頭痛に見舞われ、鎮痛剤を投与しました。

口には、何か細いチューブのようなものが入ったままで、かつ顔回りには「チンキャップ」と呼ばれる、アゴ固定のための矯正バンドが巻かれていました。

発熱して、酸素マスクが息苦しい状態です。そして、足にはエコノミー症候群防止のため、自動のマッサージ機が取り付けられていて、これが暑い。手動の血圧測定器を、常に足につけられている感覚です。

汗をかいて水分が欲しいのですが、口からの給水は禁止です。点滴で水分補給するしかありません。が、血管が細すぎて、手の角度を少し変えると点滴が落ちなくなってしまいます。
(点滴の針は、何と3回も失敗して、4度目に仕方なく手の甲に指すことになりました。)

また、7時間半も手術していたからでしょう。頭・首・肩が凝っていて、痛みを覚えるほどでした。 が、手術後は、寝返りさえ自ら打てない状況だったため、看護師さんにバスタオルを敷いてもらい、首・肩の位置を変えてもらいました。

口や前アゴの周囲は、痺れていて何の感覚もありません。ヨダレがたれても、全く分からないほど。

そして何よりも自分でもビックリしたのが、物凄くイライラするのです。ほんの少しの物音がするだけで耳障り。手術中、心配してずっと待機してくれていた父に対しても、八つ当たりをしてしまいました。普段、これしきのことでイライラすることもなく、またその感情を表に出すこともない私ですが、術後ばかりは全く抑えが利かず、自分が自分でないような感覚でした。

参考) Day 11(手術翌日)の夜、ようやく酸素マスクが外れた時の写真です。白いバンドが「チンキャップ」と呼ばれるものです。ようやく、自分が随分と大がかりな手術を受けたことを自覚した瞬間でした。

Injury_Day11_convert.jpg


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