--/--/-- --:--
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/-- --:--
2013/08/30 17:45
インタビューワー: 仲間たちに「刺さった」、ISAKの核となるポイントは何なんでしょう?
小林: 大事にしたいポイントは3つあります。1つは「多様性」。(中略)ポイントの2つ目は「問題設定能力」。(中略)3つ目は「リスクテイカーであること」。
南(インタビューワー): 仲間たちに「刺さった」、ISAKの核となるポイントは何なんでしょう?
小林:大事にしたいポイントは3つあります。1つは「多様性」。生徒は最終的には学校を出て社会に巣立っていきますが、その際に一番大切なのは、混沌としている世の中で、あらゆる価値観やバックグラウンドの人ともきちんとコミュニケートできて、かつ、そこでリーダーシップを発揮することができる力だと思うんです。でも、教育現場ではなかなかそれを教えられない。だから私たちは、もちろんインターナショナルスクールだから国籍の多様性も大切ですが、「奨学金」をものすごく大事に考えているんです。
「インターナショナルスクール=高い=富裕層のもの」というイメージがあるけれど、それではいけない。社会においては経済的、社会的なバックグラウンドや宗教観の差があり、それを学校の中に実現するには絶対に奨学金が必要だと。最低限2割の生徒には奨学金を用意したい、できれば開校までに5割まで引き上げたいと奔走しているところです。優秀で志がある生徒なら誰にでも門戸が開かれている学校になれば、本当の意味での多様性が実現できるんじゃないかと思っています。
ポイントの2つ目は「問題設定能力」。これまでは、降ってきた問題をいかに上手に早く解くかという問題“解決”能力が大切だと言われてきたけれど、これからは、そもそも解くべき問題は何なのかとか、今まで顕在化していないニーズがどこにあるのかとか、そういうことを嗅ぎつけられる能力がすごく大事だと考えています。これは、今ビジネスの最前線にいる人たちに共感いただいているポイントです。
3つ目は「リスクテイカーであること」。これも教育現場では逆行していて、リスク回避を是としている。そもそもISAKのミッションは、日本やアジア太平洋地域、グローバル社会のために変革を起こせる人材を育てることであり、生徒には政治家やCEOにならなくとも、どんな業界のどんな立場でもいいから変革者でいてほしいと考えています。では、変革者とはどういう人か? その答えの1つがリスクテイカーなんです。
コメント
Anil | URL | -
同感、、
( 2013/09/18 10:07 [編集] )
KicoS | URL | -
Anilさん>
自分の子供、ISAKに入れちゃえば?(笑)
( 2013/09/18 10:52 [編集] )
コメントの投稿