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No203.スタートアップ膝栗毛 #15(自分でプレゼン - その後)

2013/07/11 17:36

回の「スタートアップ膝栗毛 #14」では、日本の大学生向けに行ったスピーチについて書きました。その後、指導教授のご厚意で、Reaction Report(スピーチを聴いての感想文)を全員分コピーして共有頂きました。設問は2つ。これに対して、A4 1枚でまとめます。

1) 最も印象的なお話は何でしたか?
2) お話からInternational Managementにおいて大切なものとして学んだことは何ですか?


ちなみに、スピーチの約半分は、インドネシアと他国の横比較(データ紹介)や、インドネシア・ビジネスのリスク・規制など。残り半分は、私が昨年度、経産省クールジャパン戦略推進事業で従事した内容・苦労話と、クローバル人材を目指す上での助言。

で、大学生の皆さんは、私の話・メッセージの何に反応したかと言うと・・・

<後半の苦労話、グローバル人材: 8割以上の方が言及>

最初からゴールを目指すのはやめなさい (私の拙訳・出版した『戦略的直観』のミソを踏まえつつ。)

人生やキャリアにおいて、寄り道も大事 (ミミズは一度横に太ってから、縦に成長する。人間も同じで、下積みをしっかり行って人間としての幅を広げないと、高いところに到達できない。)

頭や行動は勿論のこと、風格面でセクシーさ(人を惹きつける魅力)がないとダメ (インドネシア人から「日本人ビジネスマンは『ダサい』」と言われた実話を踏まえて。)

インドネシア人(というかジャカルタ在住者)は、会議に2時間ぐらい遅刻しても平気 (交通渋滞が酷いし、のんびりしているので、仕方ありません。)


<前半の市場概観: 2割弱の方が言及>

イスラム・マーケットの潜在的魅力 (ハラル・ツーリズムや、ハラル食品の輸出に関して)

日本とアジア諸国の人口ピラミッド比較 (日本人口の年齢中央値(i.e. 平均値ではなく)は45歳だが、インドネシアを始めとする東南アジアの多くは30歳以下)

新規事業を考える上で、「市場規模」 x 「競争優位性」 x 「利益率」の多角的な視点が必要 (この3つをかみ砕くと、「池は広いのか?」「その池で魚は釣れるのか?」「釣った魚は美味いのか?」という論点。巷のアジア進出セミナーや書籍の多くは、「池は広いのか?」に偏重しているので注意。)


私でなくても話せる内容(アジア諸国市場の比較)よりも、私の実体験に基づいた生の声(グローバル人材として活躍するには何が必要なのか)の方が、大学生の印象に残ったようです。これが、社会人になると状況が逆転するのが面白い。「稼ぐにはどうしたら良いか?」と考える社会人と、「どんな大人になりたいか?」を考える大学生の立場の違いですね。

たぶん、私みたいな大人になりたいと考えた大学生は皆無だと思いますが、でも「こんな大人の生き方もアリなんだな」と思ってくれた人が一人でもいたら、と願ってやみません。



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