正直、かなり逡巡しました。そもそも、私は起業家タイプなんだろうか?って。(それ以前に、起業家に「タイプ」なんぞあるのだろうか?という根本的な疑問もありますが。。。)
適した職業は、1.サンタクロース(適職度97%) 2.悪の秘密結社(適職度73%) 3.野球選手(適職度55%)
夢があるんだか、ないんだか。

いずれにしても、世の中に大きな影響を与えそうなこと、間違いなしです!

閑話休題。
MBAに留学する時点で、ぼんやりと将来的な起業を考えており、留学中はEntrepreneurshipの授業を多数履修しました。けれども、どんなに多数のケースを知っていても、やっぱり自分自身でエイヤっと踏み出すには、勇気がいるんですね。
一大決心したのは、8月のバングラデシュ旅行がきっかけです。目にするもの、耳にするもの、全てが強烈なバングラデシュ。このまま私が逡巡していると、途上国の目まぐるしい進展とそれに付随するチャンスを逃してしまうな、と直観的に感じ取りました。
でも、本当にこの直観が正しいのだろうか?と自信がなかったのも事実。ふと、とある方が以前、こうおっしゃっていたのを思い出しました。
Personal BODを持ちなさい
(会社が大きな経営方針を決定する際、取締役会(Board of Directors)に諮るように、個人でも一大決心する時には、身近な人に諮るのが良い。Personal BODは10人以下が適当で、人生のステップによって、BODのメンバーもどんどん入れ替えて問題なし。)
趣旨そのものは、いたって普通ですが、「Personal BOD」というラベリングのセンスが素晴らしいな、と感嘆したのを今でも覚えています。
そうだ、今こそ私のPersonal BODに諮るべきだ。ということで、Ask Aroundしてみました。さて、私が起業を決意するにあたって、私のPersonal BODはどんな反応をしたかというと。。。半数が賛成、半数が反対でした。
結局誰が何と言おうと、最後は自分の心に素直になりなさい、ということを学んだのでした。だって、私は「サンタクロース」にでも、「悪の秘密結社」にでも、「野球選手」にでもなれるのですから。
そして、可能性ばかり残していては、何も選ばずじまいになって、結局何にもなれないのですから。
コメント
HAL909 | URL | LEZYcRIY
応援、Re: スタートアップ膝栗毛 #03(To be, or not to be)
みごとな決心ですね。
応援しています。
( 2011/12/12 10:18 [編集] )
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