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No146.慈善活動に鬼の心を

2009/08/05 00:14

世話になっている人から頼まれごとをされると、暇がないのに引き受けてしまうんですよね。悪い癖なので、もっと心を鬼にしなければいけないなぁ、と思いつつも、今回も引き受けてしまいました。

実は私、東京のとある勉強会に属していて、かれこれ2年弱になります。といっても、この期間の大半を海外で過ごしていたため、まだ3回しか参加できていないのですが。メンバーは、MBAがらみが多いので、金融、コンサルティング、事業会社の経営企画出身者が多いです。あぁ、こうやって私は、どんどん小さな世界に住まうことになるんだわ。

先日、勉強会の主催者から、次回勉強会のモデレータを依頼され、お引き受けすることにしました。これまでの勉強会は、モデレータが自分の出身業界について語る場合が殆どだったのですが、方向転換して、ビジネス・スクールのケーススタディを取り扱うことになりました。でまぁ、MBA卒業したての私が、モデレータの任を仰せつかったという次第。

で、Social Entrepreneurship(CBSとDukeで教鞭を執る元ベンチャー・キャピタリストのClark教授の授業)で扱ったケースを使うことにしました。めったに日本ではお勉強できない分野ということで、希少価値ありそうでしょ?

以下、「続きを読む」リンクをポチっとクリックして下さい。
(RSSリーダーなどで表示されない方は、サイトまで見に来てね。)

正直、私はケーススタディという手法に否定的な立場を取っており、ケース型スクールの筆頭Harvard Business Schoolなんて受験さえしなかったわけです。が、Social Entrepreneurshipのケースだけは学ぶことが多く、たまにはケースっていうのもアリかなぁ、と思った程。

今回の勉強会で扱う予定の、The Freeplay Energy Group and Foundationは、思い出に残るケースの一つです。Social Enterprise(社会的企業)の経営というコンセプトですが、日本はアメリカから10年ぐらい遅れているのではないかと思います。Social Enterprise = 非営利企業と勘違いしている人もいるぐらいですから(私がそうでした)。Freeplayのケースは、日本人が抱く典型的なイメージを覆してくれるでしょう。これを読むと、Googleとかもある意味Social Enterpriseに分類できるよなぁ、なんて発想が自然と浮かぶことでしょう。

参考までに、Freeplayのケースの概要を、私の拙い日本語でご紹介します。

1995年設立の営利組織、Freeplay Energy Group(FEG)は、数々の起業に成功してきたSerial EntrepreneurのRory Stearにより設立され、Roryはこれにより、2000年BusinessWeek誌より「an Entrepreneur of the Year」を受賞する。

手巻き発電のラジオ販売を足がかりに順調に成長を遂げたが、2003年時点で資金繰りの問題を抱えていた。取りうる選択肢は、(1) IPO, (2) 他社に売却, (3) 他社と戦略的提携, (4) Management Buy-out。しかし、これらの選択肢を取ると、傘下の非営利財団Freeplay Foundation(FF)の位置付けが危うくなる。さてRory、どうする?


勉強会参加者の皆さん、ビシバシ行きますので、覚悟してついて来て下さいね!



参考1: ケース発行元のIESE(バルセロナにあるビジネススクールです)のウェブサイトから、有料でダウンロード可能です。

参考2: コロンビアのSocial Enterprise専門研究センターでは、Social Enterpriseの事業評価軸を無料で公開しています。金を生みながら社会的ミッションを達成する、いわゆるダブル・ボトム・ライン(DBL)の考え方を踏襲したフレームワークです。この評価軸を念頭に置きながらケースを読むと、頭が整理できて便利です。

参考3: Social Enterpriseに関する過去Blog記事(タイトル: 不道徳教育)





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