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No144.流れるもの、と言えば

2009/07/28 02:47

て突然ですが、流れるものと言えば何を思い浮かべますか?

流れるプール?流しそうめん?ヘンな噂?公害物質?


個人的には、流しそうめんの意義を全く感じません。っていうか、流れてくるまで時間かかってイライラするし、川下に位置する人にとっては、なんだか残り物をすするようで気分悪いし、しかも汁が水っぽくなるから、良いことナシだと思うんですが。。。
蛇足に蛇足を重ねますが、こちらでは、流しそうめん基本セットを4200円で販売しています。余計なお世話ですが、誰が買うんだろう。。。アップロードファイル

閑話休題。
Business Weekの翻訳版(日経ビジネス・オンライン)で、興味深い記事を見つけましたので、ご紹介します。

原題: U.S. Companies Paid More Taxes Overseas
邦題: 米企業の納税額、国外分が国内分を上回る


要は、「米国外への流出は雇用にとどまらない。今や、税金も流出している。」ということらしい。
はい、回りくどかったのですが、今回のお題「流れるもの」は、「アメリカの税金」でした。

以下、「続きを読む」リンクをポチっとクリックして下さい。
(RSSリーダーなどで表示されない方は、サイトまで見に来てね。)

2008年、米企業の外国での所得税納税額は前年比で115億ドル(約1兆800億円)増加。国内外を合わせた所得税額全体に占める割合は2007年の45%から上昇し、55%を突破した。一方、国内で納付した所得税額は、前年比29%減、約440億ドル(約4兆1400億円)の減少となった。
(中略)
S&P500種構成企業のうち、金融機関だけを見ると、昨年巨額の損失を出したとはいえ、国外では133億ドル(約1兆2500億円)もの所得税を納付。これは、わずか8億1700万ドル(約770億円)にとどまった国内納税額の16倍に相当する。


オバマ大統領、このニュースを聞いて泣いただろうなぁ。アップロードファイル
米国自動車大手は潰れ、ただでさえ雇用・財政が厳しいのに、優良企業は海外でせっせと儲けて米国内に納税してくれないなんて。。。
このニュースは、長期的な米ドル安ともリンクしているので、輸出業には良いのかもしれませんが、海外投資家が米国債を購入するインセンティブが減少して、財政赤字を国債で埋めるにも一苦労しそうだし。

分かりやすいように、かなり単純化して解説します。

現在の為替を1ドル=100円
2年後の為替を1ドル=80円(米ドル安・円高に振れる)
米国債(のうち、償還期限2年のT-notes)の利回り=1% と仮定
現在、日本人の私(=海外投資家)が、T-notesを1ドル分購入すると、100円がお財布から消えます。
2年後、元本の1ドルと、利息の2セント(本当は複利計算になるのですが、小額なので無視)を受け取ります。
この時点で、米ドル1.02を円転すると、80円16銭になります(為替手数料も無視)。ということで、私の資産は円建だと19.84%も目減りしてしまいます。アホらしいので、米国債の購入はやめようと思いますよね。

基軸通貨としての米ドルの国際地位が弱くなりつつあるため、米ドル安は長期トレンドだと信じている私には、このシナリオが決して非現実的とは思えません。
Business Weekの記事内では、「米ドル安は米国企業の海外売上を牽引し、株価を上げる材料になる」とポジティブに捉えていますが、私は逆に、新興企業が米国で上場するインセンティブが下がるという意味で、ネガティブに捉えています。

以上、私の解説、流しそうめんよりはお役に立ったかと思いますが、いかがでしたでしょうか?



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