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No134.カミング・アウト

2009/06/21 02:10

んだか調子が出ないのはなぜだろう?たしかに過労気味で疲れていたということもあり、加えて連日軽く風邪を引いていたというのもあるけれど、何か根本的な原因があるのではないか?

ここ数日、いろいろ考えてみて、ようやく自分なりの結論が出ました。

ブログを書いている暇はないのだけれど、急がば回れ。気持ちを切り替えないと、目前にある仕事の山を片付けられなさそうなので、頭の整理をしてみたいと思います。

自分では気づいていませんでしたが、実は私。。。

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(ある種の)二重人格なんです。


微妙な括弧付きのカミング・アウトです。アップロードファイル

私がColumbia Business Schoolに入学したての頃、こちらのブログ記事に「思考と言語レベルは比例する」と書きました。が、深堀してみると、「言語は思考だけでなく、人格とも密接にリンクしているのではないか」という仮説に至りました。

つまり、新しい生活環境で、新しい言語をリアルに覚えて使い始めると、新しい人格も形成される、ということです。しかも困ったことに私の場合、第一言語(日本語)によって形成された人格と、第二言語(英語)によって形成された人格は、融合するというよりも、むしろ棲み分け・共存しているのです。ということで、「(ある種の)二重人格」という形容がピッタリくるんです。

私の場合、MBA留学以前は、本格的な海外生活を全く送ったことがなかったため、第一言語の人格形成期と第二言語の人格形成期には、相当の時間的断裂があります。そのため、私の第二言語人格は、第一言語人格と比べるとニュータイプ、相対的に大人で、感情の起伏があまり大きくありません。

第二言語人格は、結構使い勝手が良く、気に入っていました。特にMBA最終学期は日本人と会話する機会も多くなかったため、日常生活はほぼ第二言語人格に支配されていました。

が、日本に戻ってから第二言語を使う機会が殆ど皆無となった途端、自分の中の人格の一部が押し殺されてしまったというか、これまでは二つの人格を上手く使い分けていたのが、急にスイッチが切り替わらなくなってしまったというか。。。

しかも、日本語が未だにたどたどしい状況なので、第一言語の人格もなんだか切れ味が悪い。アップロードファイル

これが最近不調な原因ではないか、というのが今のところの結論です。

このブログを読んでいる人の殆どは、共感してくれないでしょう。でもね。私と同じようなバックグラウンドで留学した人の中には、同じ現象に悩んでいる人が密かにいるのではないかと思うんですよ。

以前ご紹介した仲良し同級生の韓国人女性なんか、私の同類です。

なんと彼女、英語と韓国語で、声のトーンが半オクターブぐらい違うんです。アップロードファイル
英語で話す時は非常にアグレッシブで、野太い声。が、韓国語だと、とてもソフトな面持ちで、まるで小鳥のさえずりのような、ガーリーな話し方をするんです。以前、彼女が韓国語で誰かと電話で話しているのを耳にした時、あまりに甘ったるい話し声だったので、てっきりボーイフレンドと話しているのかと思いきや、電話の相手は同級生の女性だった、なんてこともありました。
本人も声のトーンの違いを自覚していて、いつもの韓国語のトーンで英語を話してみようとチャレンジしていましたが、「ダメだ、こんなガーリーな声じゃ英語で会話できない」と結局断念してしまいました。

言語学によると、二種類の言語で会話し、脳波をそれぞれ計測してみると、実は言語毎に使っている頭の部位(ウェルニッケ言語野)が異なった、という説があります。脳科学的に探求してみると、面白いかもしれません。

っていうか、客観的・学術的に面白がっている場合じゃなくて、まずは自分の二重人格の不完全機能を何とかしなくちゃいけません。うーん、まだまだ日本社会不適合の苦難は続きそうです。



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