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No126.MBA vs. EMBA #01

2009/05/05 16:27

本はゴールデン・ウィーク。皆さん楽しい休暇をお過ごしでしょうか。
こちらは、日本からキャンパス・ビジットにいらっしゃる受験生対応で大忙しです。今日は4日連続で受験生との面談が入っていて、しゃべり疲れてしまいました。アップロードファイル
私のAdmissions OfficeのAmbassadorとしての責務もそろそろ終了に近づき、後任者への引継ぎ目的で、この1年強の受験生対応状況を数値化してみました。

キャンパス・ビジット対応: 45件(95%の確率で私は受験生と面談しています)
メールでの問い合わせ対応: 38件(個人的な問い合わせを含めると、この数値の1.5倍ぐらい)


メールでの問い合わせは、殆どがかなり曖昧な質問です。が、行間を読み取って、質問+アルファで回答するようにしています。こちらとしては、メールの往復を避けるために、効率化を狙っての行為ですが、受験生には、Informativeで何でも答えてくれそうな印象を与えているようで、追加で質問がバンバンきます。早くFAQをBlogにでもアップロードして、質問受付数を減らさないと、私がパンクしてしまうので、重い腰を上げて、久々のMBA Insider情報の掲載です。

以下、「続きを読む」リンクをポチっとクリックして下さい。
(RSSリーダーなどで表示されない方は、サイトまで見に来てね。)

コロンビア・ビジネス・スクールは、2年制MBA(サマー・インターンシップ4ヶ月あり)と、16ヶ月Accelerated MBA(1月開始のため通称J-term、サマー・インターンシップなし)、2年制EMBA(金・土曜隔週で終日授業あり)を提供しています。時々誤解を受けるのですが、コロンビアのEMBAは夜間学校ではありません。
今回は、起業家で実務経験8年だが、Corporate Sideでの就業経験がなく、MBAとEMBAで出願先を迷っている方からの質問に対する回答です。

1. 学生のバックグラウンド: Very Different
平均年齢は4~5歳程度しか変わりませんが、キャリア・バックグラウンドが異なります。

EMBAの場合、金曜・土曜に終日で授業があるため、ハードワークで知られている職業(投資銀行のIBD、経営コンサルティング等)現職者は、時間的に通学できないため、非常に少ないです。
一方、J-termの場合、逆に2年制MBAと比べて、投資銀行のIBDや経営コンサルティング出身者が多いのが特徴です。というのも、2年制MBAは、投資銀行や経営コンサルティングへのキャリア・チェンジをお考えで、サマー・インターンを経験したいという方が多いのですが、一方J-termは、現職で経験済なので、サマー・インターン不要という方が多いのです。
EMBAは、逆に事業会社の経営企画や、ITスキルをお持ちの方が多いように見受けられます。

また、EMBAはNY/NJ近郊でお仕事をされている方が多いため、インターナショナル学生の比率が低いです。コロンビアは、ロンドン・ビジネス・スクール、および香港大学と共同のEMBA Globalというプログラムを持っていることから、ロンドンから週末フライトでやってくるツワモノもよく見かけますが、エマージング・マーケットや発展途上国から来ているEMBAの学生は、見かけたことがありません。

あなたが、周囲の学生から何を学びたいか、そして逆に周囲の学生に対し何を貢献したいかで、J-term vs. EMBAのどちらが良いか判断されるのが良いのではないでしょうか。

例えば以下は、非常に極端ではありますが、実例です。MBAの場合、必修科目全てを通じ、固定のラーニング・チームが学校からアサインされます。
私のLTは、アメリカ人(ニューヨークのヘッジファンド出身)、アメリカ人(LAのベンチャー・キャピタル出身)、イギリス人(経営コンサル)、インド人(だが大学はシンガポールおよびシカゴに通い、仕事はシカゴ、インド、ドバイで経験をつんだ経営コンサル)、純日本人(私、経営コンサル)の5名です。
ストラテジーの授業でケース・ライトアップの宿題が出た時のことです。チームがミーティングに集まった時、他のチームメイトがケースのどこに蛍光ペンでマーキングしているのか、ちらっと覗き見したことがあります。コンサル出身3名が、似たようなところにマーキングしているのに対し、金融マン2名は細かい数字をマーキングしていたのです。

例え同じ情報を与えられても、バックグラウンドの違いでこれだけ物の見方が異なるんだなぁ、とビックリしました。また、コンサル3名は、ファームは違えど全員グローバル・ファームに勤務しており、コンサル的視点がいかに国境を越えて浸透しているのか、気づかされました。自分の立ち位置や、自分に欠けているものを自覚する上で、非常に役立ちました。あぁ、これがDiversity(多様性)から学ぶことの真髄の一つなんだなぁ、とこの時初めて知りました。

もしあなたが、インダストリーの知識重視であれば、EMBAに軍配が上がります。実際、授業中、インダストリーの経験・知識に根ざした鋭い発言をするEMBAの学生を、よく目にします。

J-term、EMBAそれぞれに良さ・特徴があることがお分かり頂けたでしょうか。
MBA vs. EMBAの比較は次回に続く。。。



CBS受験に関する過去のQ&AおよびTips紹介は こちら をご参照下さい。



コメント

  1. from tokyo | URL | -

    Re: MBA vs. EMBA #01

    CBSのEMBAは実際に日本人はいるのでしょうか。週末通うということで実質的に駐在員か何かじゃないといけないと思うのですが。

  2. KicoS | URL | -

    Re: Re: MBA vs. EMBA #01

    >From Tokyoさん

    CBSのEMBAに関するご質問を頂き、ありがとうございます。以下、私見も含まれますが回答させて頂きます。

    New Yorkは日本人駐在員数が世界最大の都市ということもあり、CBSのEMBAには、MBA程ではありませんが日本人がConstantlyに入学しています。
    (例: Class of 2009に1名、2010に1名)

    EntrepreneurやFreelanceで日本国外でも仕事を継続できる方なんかも、EMBAに向いているのではないでしょうか。

    先述の通り、CBSのEMBAは夜間学校ではなく、金・土曜の隔週程度で集中して授業が開講されます。
    (授業のある日は、学校に拘束される時間は1日あたり6時間程度?)

    こういったScheduleに対応できそうな人でないと、EMBAでやっていくには難しいと思われます。
    実際、EMBAの卒業率は半数程度(?)のようですし、人によっては在学中一時的に学業以外で多忙のため、卒業時期を遅らせることもあります。

    少々極端な例ですが、実例を挙げてみます。

    私が昨年履修したEMBAの授業で一緒にGroupを組んだEMBAの女性は、EMBA Global(CBSとLondon Business SchoolのJoint EMBA)の方で、比較的Establishedな大企業に勤務され、小さなお子様もいらっしゃいました。
    彼女はCBSで授業が開講される度に、毎回Nanny(ベビーシッター)を雇い、子供を預け、LondonとNew Yorkを飛行機で往復していました。
    本人の熱意に加え、勤務先および家庭環境が揃わないと、こういったAcademic/Work/Life Balanceは保てないのではないでしょうか。

    上述の説明で、具体的にCBSのEMBAについてImageできましたでしょうか?

    くどいようですが念押ししておくと、このBlog記事でご紹介した内容は、あくまで「CBSの」EMBAに限定される点、ご留意下さい。
    総じて、MBAと比較してEMBAの場合、Curriculum/SystemおよびTargetとなる学生は、学校毎の違いが大きいようです。

  3. from tokyo | URL | -

    Re: MBA vs. EMBA #01

    ご丁寧にありがとうございます。大変参考になりました。
    NYにいて仕事を持ちながら、何か勉強できないかなあ、と思っているので、こういうオプションがあるということがわかり、参考になりました。

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