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No114.MBA月次レポート(2009年3月@アルゼンチン) #03

2009/03/29 03:10

ルゼンチンでの企業・団体訪問レポートの続きです。微妙に訪問順とブログの記事順が異なりますが、まぁ気にしないで下さい。今回は、おまけで原油価格のチャートと、推薦図書を1冊後紹介します。

IMPSA_Visit_convert.png


以下、「続きを読む」リンクをポチっとクリックして下さい。
(RSSリーダーなどで表示されない方は、サイトまで見に来てね。)

6. IMPSA (クリーンテクノロジー企業, in Mendoza)
http://www.impsa.com.ar/
IMPSA.png

<IMPSAとは>
水力・風力発電などを得意とするグローバル・ファームです。アルゼンチン、ブラジル、チリ、エクアドル、コロンビア、ベネズエラ、アメリカ、マレーシア、中国、インド、ベトナムに拠点を構えています。

<印象に残った点>
風力発電担当者にお話を伺いました。原油の代替エネルギーとして位置づけられるため、風力発電導入側にとっては、原油価格1バレル=40ドルがブレークイーブンなのだそうです。
プロジェクトファイナンスによる資金調達を行っています。
担当者の、「次はベトナムだね、ベトナム」との声が、妙に気になりました。

<参考: 2007年4月~2009年3月のWTI原油価格推移>

WTI_Chart.png

出所: ドリームバイザーの「ぱらっとチャート」より

<参考: エマージング・マーケットの資源獲得戦略>
Financial Times 2009年2月19日の記事によりますと、

ブラジルが中国に日産で10万~16万バレルの原油(=1日あたり5~8億円、年間1830~2920億円相当)を供給し、その見返りとして中国がブラジルに100億ドル(=1兆円)のローンを貸し付ける合意がなされたとのことです。

また、同年2月17日には、ロシアが中国に日産で30万バレル(=1日あたり15億円、年間5480億円相当)の原油を、中国がロシアに250億ドル(=2.5兆円)を供給することで決着がつきました。こちらは20年契約とのこと。
(簡素化のため、1バレル=50ドル、1ドル=100円で計算)


中国の資源獲得政策は、着々と進んでいるようです。アメリカ自動車業界救済のために米国債を買うよりも、自国の成長のために資源を安く買う方が、断然賢いですね。

このニュースを読んで、日本と中国の美学の違いを感じました。

日本=Operationの美学(例: こまめに電気を消して節電)
中国=政治力の美学(例: エコカーなんてセコいものは買わず、金儲けしたらデカイ車をドドーンと買うのが格好良い。ガソリンだってお金と政治力で買えるしね。)


IMPSAのようなクリーンテック企業に、今後中国の美学を変えることができるのか、引き続きウォッチしていきたいですね。

<参考: 原油に関する推薦図書>
様々な角度から、あらゆるデータ・論文を集めて論理展開している点、非常に好感が持てます。前知識は全く不要で、サクサク読めます。「原油=中東諸国」とばかり思っていると、この世界の動向は読み取れないことを知ることができました。
が、文章表現が少々過激(というか中立性を欠いている)点と、文章構成が所々推敲されていない点が、気になります。
総合すると、購入して良かった、人にもオススメしたい、と思う本です。





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