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No112.MBA月次レポート(2009年3月@アルゼンチン) #02

2009/03/24 14:55

ルゼンチンでの企業・団体訪問レポートの続きです。おまけでハイパーインフレのデータを添付しました。

以下、「続きを読む」リンクをポチっとクリックして下さい。
(RSSリーダーなどで表示されない方は、サイトまで見に来てね。)

2. Interrupcion (in Buenos Aires)
http://www.interrupcionfairtrade.com/

Interrupcion.png

<Interrupcionとは>
環境に優しい作物・有機野菜を農家から買い付け、輸出する企業です。主に北米に輸出しています。買掛金の支払期間が他団体と比べて短いこと、そして収入の一部をNon-profitに寄付している点が特徴です。
アルゼンチンはもともと農業国。そして、北米における有機野菜の需要は急速に高まっています。現在の不況は、Interrupcionにとって大きな痛手にはなっていないようです。

<印象に残った点>
これまでアルゼンチンは、この半世紀、幾度となく政治・経済危機に直面してきました。したがって、買掛金・売掛金の回収期間は、アルゼンチンの経営者にとってクリティカルな課題です。日本にいると、そこまで実感が沸かないかもしれませんが、アルゼンチンの物価変動を見れば、その重要性を確認することができるでしょう。また、参考までに近年ハイパーインフレに見舞われているジンバブエの物価変動データも併記しておきます。

Inflation_Argentina.png
Inflation_Zimbabwe.png

(上図: アルゼンチンの年率物価変動率, 下図: ジンバブエの年率物価変動率)
出所: IMF International Financial Statistics

アルゼンチンのハイパーインフレ最悪年は1990年で、物価が年率で16075%増です。月次平均で物価が2.6倍になるという、恐ろしい状況です。アップロードファイル
例えば、もし月初に第三者に10000ペソの売掛金が発生し、月末に回収できたとすると、実質4000ペソ以下の価値になってしまうのです。

学校のアルゼンチン同級生は、

「1日5回、スーパーマーケットで値上げが起こっていたし、電車に乗ってから降りるまでの間に運賃が値上げされることもしばしば」

「お小遣いを貰ったら、すぐに電車の切符の回数券を購入しておき、現金が必要になったら同級生に回数券を売って、価値の目減りを防止していた」

と、当時のハイパーインフレについて語ってくれました。

米国債の入札不調のため、FRBが3000億ドル分を購入することが決まった昨今。つまり30兆円相当のお金を増刷することになります。さすがにFRBはインフレターゲットを死守するでしょうから、アルゼンチンのようなハイパーインフレはアメリカでは起きないと信じていますが、小心者の私はビクビクしてしまいます。

話題が横道に逸れてしまいましたが、要は「不測の事態に備え、キャッシュフロー管理は徹底すべし」、ということですね。



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